最初の遊戯王OCGであるVol.1が発売してから20年が経ちました。
今でも大人から子供まで大人気の遊戯王ですが、遊戯王カードの中でも特に初期カードや2期カードが一部のファンの間で人気があります。
この記事では、遊戯王カードの初期カードと2期がどう違うのか?その見分け方について詳しく紹介しています。
これを機に初期カードや2期カードをコレクションしようと思ってもらえると嬉しいです。
Contents
遊戯王 初期カードとは?
遊戯王の初期カードとは、1999年から2000年に発売された第1期シリーズのことを指します。
実際に該当するのは以下のパックやセットです。
Vol.1~7 1999年~2000年発売
通常の市販パックです。Vol.1~Vol.7までが存在しています。
現在でも未開封BOXは高額で、Vol.1は20万円以上の値が付くこともしばしば・・・
リミテッド・エディション1 1999年発売
週刊少年ジャンプ99年20号~25号で実地された応募者全員サービスのパックです。
遊戯、海馬、城之内の3パックが存在し、それぞれ3枚収録されています。
9枚とも当時の通常パックには収録されていないレアリティの「ウルトラシークレット」での収録でコレクターの間でも高い人気となっています。
スターターボックス 1999年発売
Vol.1が発売された翌月に発売されたのがこの、スターターボックスです。
カード以外にもデュエルをする上で必要なアイテムが付属しています。
EX 1999年発売
遊戯デッキと海馬デッキをイメージした2種の構築済みデッキと簡易デュエルフィールドとルールブックがセットになっている、初心者向けの商品です。
これさえあればデュエルが始められることから、当時人気の商品でした。
プレミアムパック1 1999年発売
かつて東京ドームで開催されたDM2の大会会場で限定販売された商品でしたが、混雑を理由に途中で打ち切られ、後日通信販売されています。
収録カードは全10種類。時の魔術師のみシークレットレアで他9枚はウルトラレアでの収録となります。
プレミアムパック2 1999年発売
1999年12月18日~19日に開催されたジャンプフェスタ2000の会場で限定販売されたパックです。
収録カードはレプリカカードでカードの左下には「Replica」の記載があります。レアリティは全種ウルトラレアでの収録。
プレミアムパック2は会場限定販売だったため、後に、レアリティを変更した状態で、ダークセレモニーエディションが一般発売されています。
ダークセレモニーエディション 2000年発売
ジャンプフェスタ2000の会場で限定販売された「プレミアムパック2」の収録カードが一般発売のパックで再収録されたのがこのダークセレモニーエディション。
「プレミアムパック2」からレアリティが、ウルトラレア→スーパーレアへ格下げになっています。
ブースター1~7 1999年~2000年発売
ブースターシリーズは、第1期と第2期でのみ、カード自販機で販売されていました。
100円で遊戯王カード3枚とルールカード1枚がセットになっています。
このブースターシリーズに収録されていたカードは他の初期カードと比べ流通している数が少なく、かなり高額で取引されています・

遊戯王 初期カードと2期カードの違い 写真で比較

真紅眼の黒竜 左が初期カード右が2期カードです
違い その1.型番表記の有無(カードNoの有無)
2期のカードを見るとカードイラストとテキストの間にカードNoが描かれています。これは2期以降のカードには必ず書かれています。
初期カードには、このカードNoの記載が一切ありません。

違い その2.銀色シールの有無
カードの右下に銀色シールがあるものが2期以降のカードで、銀色シールが無いカードが初期カードとなります。
銀色シールは、コピー防止用のシールで、これが作られた理由は、遊戯王の爆発的人気が出るとともに、コピーカード(屋台レア)が増えてきたから。
当時はお祭りの屋台の景品として、偽の遊戯王カードが並んでいることがよくありました。(精巧な作りではないのですぐに見分けがつきます)

違い その3. スタジオ・ダイス表記の有無(一部例外あり)
遊戯王カードには「スタジオ・ダイス版」と呼ばれるカードがあります。
「スタジオ・ダイス」という表記がカードの右下に記載があります。これは、2期以降のカードには必ず記載がされています。

初期にはスタジオ・ダイスと記載がないが2期にはある
表記はこんな感じです。
初期カードにはこの「スタジオ・ダイス」が“ほとんど”記載されていません。
“ほとんど”と言いましたが、実は初期カードにも「スタジオ・ダイス」が記載されているパターンがあります。
それはVol.4~7に収録されたカードです。
初版は通常版の表記でしたが、2期のカードが販売されてからの再販分に関しては「スタジオ・ダイス」と表記されるようになりました。

初期Vol.4収録のデーモンの召喚 再販分にはスタジオ・ダイスの表記がある
違い その4.テキストデザインが異なる
遊戯王カードのテキストデザインは初期カードと2期カードで大きく異なります。

画像を見ていただければわかりますが、以下の違いがあります。
「攻守の欄が2期カードと比べて広い」
「攻撃力・守備力表記」
「攻守の欄が初期カードと比べて狭い」
「攻・守表記」
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